こんにちは、そらえです!
楽天証券でつみたてNISA投資を始めて、はや2年6ヶ月経ちました!
よくあるシミュレーションを利用すれば何となくイメージはつきますが、実際の所はどうなの?と気になる方も多いのではないでしょうか。
当記事では「つみたてNISAの運用実績・2年6ヶ月目の損益」と「2022年の振り返り考察」をまとめています。ぜひ参考にしてみて下さい。
- 楽天証券×NISAでつみたて投資中
- 運用期間は2年6ヶ月目
- 2023年1月時点の運用益は+13%ほど
(最近は数日で数%変動中) - 2022年は株安/ドル高で低迷期
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そもそもつみたてNISAってなに?
※2024年1月~制度改良しました!
旧NISA制度より、めちゃくちゃ使いやすく変更されました!
つみたてNISAを知らない人に向けて概要を紹介。
つみたてNISAとは?
2018年1月からスタートした日本の少額投資非課税制度。少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度になっている。
制度を利用することで投資の運用益を非課税に。所得制限などはなく、20歳(変更)→18歳以上であれば誰でも利用可能。100円から購入できる。
つみたてNISAによる新規購入は2023年末で終了するが、2024年1月から新NISAが開始される。
わかりやすい言葉で言うとこういう感じ。
投資信託の利益は本来「課税対象」だけど、制度使ってるなら免除するよ!
投資信託の場合、本来ならば利益の*約20%を税金として納めなければいけません。NISA制度を利用していれば、利益の全てを自分のものにできるという超絶おトク制度です。
◆旧制度の仕組みはコチラで解説
つみたてNISA運用実績:2年6ヶ月目
2020年7月からつみたてNISAを始めて2年6ヶ月経過。2023年1月4日時点での評価額です。
運用評価額だけではわかり辛いので、私が購入している投資信託の1つ「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のチャートも合わせて記載してみました。
上のグラフ:実際の値動きを表している。
下のグラフ:オレンジ線が実際に入金した金額。背景部分がオレンジ線を越えればプラス、下回ればマイナスとなる。
約120万円の投資に対して+16.1万円の含み益!前回記事の2年目と比べると含み益は減ってしまいましたが、引き続きプラスで運用中です。
後ほど記載している「評価額推移」で見ると分かりやすいのですが、最近は万単位で上下しているため「16.1万円」の数字はあくまで目安として捉えて下さいね。
もしこの状況で利益確定を行った場合、本来なら利益の約20%が税金で取られますがNISAのおかげで3.2万円ほど節税効果が見込めます(^o^)
運用推移・年別レポート
実質投資額 (買付金額 – 解約金額 – 受取分配金額(税引後))
※もし売却した場合の節税効果、税率20.315%で計算
(1/19時点) | 評価額 | 買付金額 | 損益 |
2020年 | 560,533円 | 400,000円 | +160,533円 |
2021年 | 438,655円 | 399,993円 | +38,662円 |
2022年 | 384,853円 | 399,996円 | -15,143円 |
2023年 | 33,310円 | 33,333円 | -23円 |
合計 | 1,417,351円 | 1,233,322円 | +184,029円 |
年別の損益レポートたるものがあったので今回から記載してみました!
2022年:経済ニュース振り返り
2022年はアメリカで利上げが続き、株安/ドル高のスパイラルでした。もし去年から始めて私と同じように米国株式に投資した人は、含み損で心中穏やかでない人も多いのではないでしょうか?
幸か不幸か円安のおかげでマイナスが大分和らいでいるんだとか。とは言え、マイナスの真っ赤な数字を見るのは少々応えるものがありますよね。
投資信託の場合、1日に1回基準価格が算出される(≒毎日値動きする)。ただし、ファンド休業日や海外休場日の場合は値動きが起きない。
そして、直近の変動ニュースで言うと昨年12/20に日銀が緩和修正(=事実上の利上げ)を発表が。「日本は利上げしない」スタンスだったのに、クルリと方向転換。おかげで一気に株安/円高が進み、私の評価額でもガクッと降下していました。日銀の動向には要チェックですね(^^;
さて、マイナスでも揺らいではいけません。長期投資家にとって見据える先は数十年先の未来のはず。私のやることは変わりません、引き続き積み立て投資を淡々としていくまでです。
◆NISAで損しないコツはこちらで解説しています。
関連記事:【NISA】改正で何が変わるの?2024年から始まる新制度の良し悪しを解説します>NISAで損しないために ~ 4つの心得
NISA制度はあくまで箱
「NISAはあくまで箱」であり中身をどうするかは十人十色、運用実績は人によって大きく異なります。そのため利用すれば安心という訳ではありません。
箱は立派でも、中身が価値のないもので埋め尽くしているのでは意味がないのです。
お金を増やしたいなら「投資やNISAの仕組み」を知ることが大事というわけです。
私の投資スタイル
先程「NISA制度はあくまで箱」とお話ししました。私が「どこで・いつ・何を」箱に詰めているか紹介していきます。
投資をする上で、証券会社選びはとても重要です。特にNISA口座は別の証券会社へ乗り換えるのは気軽にできないため、「取り扱い銘柄が豊富」で「手数料が安い」証券会社を選ぶ必要があるのです。
私が利用する「楽天証券」の魅力は後述で紹介しています。
つみたてNISAは「年間で40万円まで」と決まっています。そのため40万円÷12ヶ月、即ち「毎月1回・約3.3万円ずつ購入」しています。
安い時に買うのが理想ですが、いつが良かったのかは後日論でしか分かりません。そのため安かろうが高かろうが毎月一定額を購入しています。この手法はドルコスト平均法と呼ばれており、結果的に均されてバランスが取れるという有名な投資法です。
もし買い時・売り時が分かれば長期投資せずとも、短期で誰でもお金を稼げる!
2022年12月16日に令和5年度税制改正大綱が公表されました。
結論、NISAは神改正します。個人的に33,333万円と言う半端な金額から解放されるのは嬉しいですね。これを機に投資額の見直しや金融機関の乗り換えの検討をしておくと◎
ちなみに楽天証券で「楽天キャッシュ」や「楽天クレジットカード」で引落設定をしている場合、ひと月早く引き落とされる関係上、11月中旬に設定を見直すべきかもしれません。
楽天証券側も切り替わりには危惧しており、移行方法は制度詳細が判明次第アナウンスするとのことです。(公式サイト:2024年からの新NISA制度について|楽天証券)
◆改正内容の詳細はコチラ
2022年は「米国株式」「全世界株式」の2つに投資しています。
投資を始めた頃は「米国株式」をメインで購入。2021年からは「全世界株式」を含めるように購入してきました。最近は2つの元本が同じぐらいになってきています。
なお、この2つの投資信託の性質は似ているのでどちらを選んでも似たような価格の動きになります。
たまに見返して状況をチェックするのが大事!
\用語の説明はこちら!/
「S&P500とは?」
「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社」が公表している代表的な指数。
米国株式市場の株価指数のひとつで、市場規模・流動性・業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したもの。
米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、米国の市場動向を把握する上で非常に重要な指標である。
「S&P500」に連動する投資信託を購入すれば、アメリカの主要な企業500社に投資しているのと同じような効果が期待できるのだ。
※日本の代表的な株価指数には「日経225(日経平均株価)」や「TOPIX(東証株価指数)」などがある。
「MSCI ACWIとは?」
「モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)」が公表している代表的な指数。
世界の47カ国(先進国23カ国と新興国24カ国)の大型株と中型株の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均して指数化したもの。
世界の株式の時価総額の約85%をカバーしており、世界全体の株価動向を把握する上で非常に重要な指標である。
「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」に連動する投資信託を購入すれば、全世界の株式に国際分散投資しているのと同じような効果が期待できるのだ。
「インデックス投資とは?」
市場の値動きを示す指数をインデックスと言い、特定のインデックスに連動した投資成果を目指す手法のことを「インデックス投資」と言う。
対として「アクティブ投資」という手法もある。
代表的な指数は以下の通り
・日本「日経225」「TOPIX」
・米国「NYダウ」「S&P500」など
お金の知識を配信している人気YouTuber「両学長 リベラルアーツ大学」や有名なマネー著書でも、お金を増やすにはつみたてNISAでインデックス投資を推奨しています。
私が資産運用を始めたきっかけは「リベ大」に出会ったことです!
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自分に合った投資をするのが大事
私が行っている株式100%運用はかなり強気な投資です。この投資法だと人によっては「リスクが高すぎる」こともあるでしょう。
リスクとリターンは対の関係、シーソーと同じです。もし2倍になる可能性があるなら、逆に半減することもありえます。
投資で失敗しないコツは安易に他人の方法を真似ないこと。リスク許容度は人によって異なるので、身の丈に合わない投資はいずれ破綻します。
周りの声に流されず、自分の生活・投資目的などを踏まえて投資をすることが大切です。
\リスク許容度の違い/
あくまで一例ですが、左のような人ほどリスク許容度が高いので「攻めた投資」がし易いですし、右の人ほどリスク許容度が低いので「守りの投資」をすべきと言えるでしょう。
【Q&A】2023年の新規投資はやめておくべき?
2024年から新NISAが始まるため、つみたてNISA利用者の中にはこんな疑問がでてくる人も居るのではないでしょうか。
旧NISAは20年で非課税じゃなくなるし、無期限の新NISAまで投資は待った方がいいのでは…?
結論から言うと私は「特に気にせず続けるべき」と考えます。理由は以下の2つです。
- 非課税枠が別枠だから(非課税終了時に売却→新NISAへ投資で良いと考えている)
- 「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないから
❷についてはインデックス投資の指南書として有名な「敗者のゲーム」の名言です。このままでは分かり辛いので引用を交えながら紹介しますね。
このフレーズの結論を言うと「10~30日のベスト上昇日を逃すだけでリターンは2.5~5.6%低下する。最大の上げ相場を逃さないよう常に市場参加しておくことが大切だ」というものです。
現在、私の含み益は新型コロナウイルスの暴落時によるもの。2022年分はマイナスでしたが、それを余裕で賄える利益を含んでいるため、なるほどその通りだなと思っています。
以下「敗者のゲーム」より。
運用の歴史を見ると、市場が大底から回復する最初のー週間に株式リターンのかなりの部分が獲得できることは明らかである。しかし、一般にタイミングに賭ける人々はその時にはすでに手持ちをゼロにしてしまっているので、最もおいしい部分を手に入れることはできない。
この教訓は明らかである。投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないということだ。
28年間のデータに基づき、間違えて最も上昇した日の前に売ってしまった時の、株式の複利利回りに与える影響を示している。その期間において最も上昇したべス卜10日(検証期間全体のわずか0.25%にも満たないが)を逃すだけで、 リターンの平均水準は11.1%から8.6%ヘと、実に22%も低下する。
私が使っているのは「楽天証券」
NISAを始めるには証券口座が必要です。制度の仕様上、簡単に証券会社の変更はできないため慎重に選ぶ必要があります。
- 取り扱い商品の数は?
- 手数料の違いは?
- UI/UXデザインの良さは?など
様々な証券会社がありますが私は「楽天証券」を利用しています。
- 取り扱い商品が豊富
- 業界屈指の格安手数料
- クレジットカードで投資ができる
→購入額の0.5~1%ポイント付与※ - マネーブリッジ*設定で楽天銀行の金利0.1%へ
- 楽天市場のポイント倍率アップ「SPU達成」
- 取り崩しがラク「定期売却サービス」がある
※2022年9月より一部銘柄を除き1.0%→0.2%に変更
※2023年6月より0.2%→0.5~1.0%に変更
口座開設数が1・2位を争う証券会社。利用者が多く、何か困り事があった際は解決し易いでしょう。
楽天と言えば「ポイント」が有名ですが、楽天証券でも貯まる&使える!手数料が安いうえにポイントも貰えることから人気の証券会社です。
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このように会社が変われば「品揃え・サービス」が変わります。だからこそ吟味が必要なのです。
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