こんにちは、そらえです！
人気家計簿アプリ『マネーフォワード ME』が改悪するとのニュースが舞い込んできました。人気No.1のアプリですから、気になる人も多いはず。
現にSNSでは、これからどうしよう？といった呟きも多く見受けられます。
この記事では「変更内容と理由」と「対策」について紹介しています。
- マネーフォワード MEを利用している
- 家計簿が続かない三日坊主さん
- 有料版の違いを知りたい
ズボラでも続く人気家計簿アプリ
マネーフォワード MEってなに？
マネーフォワード ME(マネーフォワードミー)とは、資産管理・家計簿管理ができる個人向けのサービス。家計や資産などの、個人のお金に関する現状や課題をリアルタイムに可視化することができます。
様々なサービスと連携ができ、銀行・クレジットカード・ポイントなど幅広い資産を1つのアプリで管理可能。連携しておけば自動で家計簿に書き込んでくれるのが大きな特長です。
マルチデバイス対応しているのでスマホやパソコンなど様々なデバイスで利用できます。
2021年4月現在では利用者数が1200万人を突破しており、家計簿アプリの中でも人気アプリ。
マネーフォワード MEでは「無料プラン」と「有料プラン(月額500円or年間5,500円)」の2種類があります。
ちなみに、有料プランは30日間の無料体験サービスが用意されています。
◆マネーフォワード MEの詳細はコチラ！
変更内容と適応時期「結論→改悪」
「マネーフォワード ME」の変更内容をチェックしましょう。変更点は1つです。
●無料会員：連携数10件→4件
(2022年12月7日(水) 10:00から)
公式サイト：『マネーフォワード ME』無料会員における金融関連サービス連携上限数の変更のお知らせ
サービス改悪の背景
- 「マネーフォワード ME」改悪の背景
- ユーザー数の拡大に伴い、「データの管理・保守、サービス自体のメンテナンス、API連携のデータ反映費用」といった見える化に必要なコストが増加。サービスの在り方の見直しに至る。
公式サイト：マネーフォワードホームカンパニー公式note＞2022年11月7日 15:00
商品を世の中に浸透させるためには、無料もしくは格安でツールを提供するのが通説。
「試供品」や「○日間無料体験」などがそれに値します。もっと具体的な例を挙げると「楽天モバイル」の0円プラン廃止が良い例でしょうか？
サービスが浸透した後は、回収モード(有料化)に移行するのが一般的。ということは『マネーフォワード MEはサービスを提供のため、正当な対価を得るターンに入った』と言えます。
ぶっちゃけ、無料では商売できないので致し方ないことでしょう。
これは個人的な思いですが、「原価が上がれば商品価格も上がる」のは当然ですよね？
サービス品質保持のコストが増加したのであれば、私たちの負担が増えるのはしょうがない事。企業努力で賄うのにも限度があります。
「タダより高いものはない」という言葉があるように、良いサービスにはそれなりの対価を支払うべき。なので今回の件で「改悪＝悪」という声には抵抗あります。
現にTwitterで検索してみると、今回の知らせを受けても同じような考えの人は多いようです。
正直、あの機能を無料で使えることの方が凄かったんです…
＼マネーフォワードME・改悪に対する呟き／
一部ユーザーにクーポン配布あり！
(クリックで拡大)
11/6時点で「5件以上連携している無料ユーザー」に対して、プレミアム会員サービスを30日間利用できるクーポンが配布されます。
マネーフォワード MEで登録しているメールアドレス宛にクーポンコードが記載されているので、対象者はチェックしておきましょう。
対象の無料会員は、プレミアムサービスを試しながらどうするか考える時間が増えますね。
今すぐ変更しなくてもいいのは嬉しい♪今年中に対策を考えたい…！
改悪の対策：3選
連携数が4つ以下であれば問題はありませんが、5件以上の人は考え物。今まで無料会員で5～10件連携していた人は、以下の対策をしなければいけません。
対策方法は3つ
❶連携数を4つに絞る
❷素直にプレミアム会員になる
❸他アプリに乗り換える
対策❶：連携数を4つに絞る
現在の連携数が5～6件の人におすすめ。
「メイン資産に絞ることで4件以内に収める」方法です。比較的利用の頻度が少ない資産を解除し、引き続き無料版の利用を検討してみましょう。
4件以内に絞って使い続ける！
対策❷：素直にプレミアム会員になる
連携数を4つまでに削るのが難しい！という場合は、これを機会に有料版の検討は如何でしょうか？
プレミアム会員の料金は以下の通り。OSによって差異があるので、少しでも安く抑えたいのであれば「App storeで年払いがお得」です。
| App store | Google play store |
| 480円/月額 | 500円/月額 |
| 5,300円/年額 (460円お得) | 5,500円/年額 (500円お得) |
後述で紹介している方法を使えば、実質400円/月ぐらいにできるよ！
対策❸：他アプリに乗り換える
連携数を4つに絞るのは難しい・でもお金を払いたくない！という人は、他アプリへ乗り換えがお勧めです。
ただし、「無料で同等のサービスを望むのは難しい」を念頭に置きましょう。
なぜならマネーフォワード MEは、どの家計簿アプリよりもサービスが豊富だからです。
- レシート撮影機能の有無
- 連携口座の手動更新機能の有無
- 連携できるサービスの種類
これらを踏まえたうえで、対策を考えよう！
乗り換え候補アプリ
SNSでもこのような口コミが多数見受けられます。
- 「家計簿アプリを乗り換えよう」
- 「おすすめの家計簿アプリを知りたい」
マネーフォワード ME改悪に伴う乗り換え先おすすめは以下の通りです。
 |  |  |  | |
| 連携サービス | 2569社 | 2500社～ | 1500社 | 1250社～ |
| 連携数 | 4件 | 無制限 | 無制限 | 7件 |
| 一括更新 | ✕ | ○ | ✕ | ✕ |
| 手動更新 | ○ | ✕ | ||
| グループ機能 | ○1つ | ○無制限 | ✕ | ✕ |
| データ閲覧 | 過去1年間 | 無制限 | 過去1年間 | 過去7ヶ月 |
| 資産グラフ | ✕ | ○ | ○(30日間) | ○(6ヶ月) |
| 手入力機能 | ○ | ✕ | ○ | ○ |
| レシート読込 | ○ | ✕ | ○ | ✕ |
・お金のコンパス
| 連携サービス | 2500社～ | 一括/手動更新 | ○ / ○ |
| 連携数 | 無制限 | グループ機能 | ○無制限 |
| データ閲覧 | 無制限 | 資産グラフ | ○ |
| 手入力機能 | ✕ | レシート読込 | ✕ |
『おかねのコンパス』はマネーフォワード社と共同開発したアプリということもあり、連携サービスが豊富。乗り換え先で連携できなかった！なんてことも少ないでしょう。
そして無料にも関わらず、マネーフォワード MEと同じだけの口座を「連携数・データ閲覧が無制限」で利用できるのは魅力的です。
ただし、レシート機能や手入力(マネーフォワードMEでいう「財布機能」)ができない点に注意。現金の管理をしたい人には向きません。
ちなみにTTは「東海東京証券」の略ですが、証券ユーザーでなくとも利用できます。
完全キャッシュレスのユーザーにお勧め！
・Zaim(ザイム)
| 連携サービス | 1500社～ | 一括/手動更新 | ✕ / ✕ |
| 連携数 | 無制限 | グループ機能 | ✕ |
| データ閲覧 | 過去1年間 | 資産グラフ | ○(30日間) |
| 手入力機能 | ○ | レシート読込 | ○ |
『Zaim』は900万ダウンロードを超える人気家計簿アプリ。
マネーフォワード MEと比べると連携サービス数が劣りますが、無料で「連携数が無制限・レシート読込・手入力機能」が魅力的です。
ただし無料版の場合、「即日更新が非対応」という点が気になるところ。証券口座など、日々値動きがある資産を保有している人は注意が必要です。
基本キャッシュレスだけど、現金のやり取りもそこそこにある人にお勧め！
・OsidOri(オシドリ)
| 連携サービス | 1250社～ | 一括/手動更新 | ✕ ／ ✕ |
| 連携数 | 7件 | グループ機能 | ✕ |
| データ閲覧 | 過去7ヶ月 | 資産グラフ | ○(6ヶ月) |
| 手入力機能 | ○ | レシート読込 | ✕ |
『OsidOri』は夫婦やパートナーと共同で家計簿管理することに特化したアプリ。
個人資産は自分専用ページで管理ができ、パートナーと共有せずプライベート確保できます。
上記で紹介したアプリと比べると「連携サービス数・連携数・データ閲覧期間」が劣るのが懸念点。
しかし、自分で払った生活費など「シェアしたい分を選んで共有できる」という唯一無二の機能が魅力的！まさに痒いところに手が届くアプリです。
同棲中カップルや、お財布を分けて管理している家庭にお勧め！
(小声)無料のまま現状維持できる!?
この方法は「短期的な解決策」であることを念頭にご覧ください。
『マネーフォワード for 住信SBIネット銀行』というアプリはご存知でしょうか？UIは異なりますが、ほぼ同じ機能が使えるアプリです。
当アプリでは「無料会員の連携数：10件まで」に対して変更アナウンスはありません。したがって引き続き10件まで無料で使えます。
住信SBIネット銀行を利用してなくても使えるので、『有料は嫌・でもマネーフォワードは手放したくない』というわがままな願いも叶えそうです。
住信SBIネット銀行以外にも「for ○○」は沢山あるので探してみて下さいね。
万一の仕様変更・サービス停止に困らないよう、他アプリと併用するのが無難です。
※「for ○○」に対応する銀行口座は連携数にカウントされないので、10件以上の連携も可能
・住信SBIネット銀行
・JAバンク
・YMFG
・アフラック
・静岡銀行
・栃木銀行
・筑波銀行
・東邦銀行
・滋賀銀行
・群馬銀行
・岡崎信用金庫
・北洋銀行
・徳島大正銀行
・Linkx家計簿 Powered by マネーフォワード
※Web版サービスのみ対応
・三井住友信託銀行
・＜みずほ＞
【今回の改悪に対する筆者の考え】
上記の「サービス改悪の背景」でも触れましたが、原価が上がれば値上げ・サービス縮小するのは商売として当然の行為です。
マネーフォワード ME(プレミアム)は、お金を払う価値のあるサービスだと思ってます。「お金の見える化」によって金額以上の節約効果も見込めるので、これらを踏まえ検討しては如何でしょうか？
その上でお金を払えないなら諦める、使い続けたいのであれば適正な価格を払いたいものです。企業とユーザーがWin-Winの関係こそ、サービスの継続・向上に繋がるのですから。
(正直、この抜け道的な内容を記事に盛り込むか考えましたが、違法ではないので紹介に至ります。)
●乗り換え(コピー)手順
実際にコピーしてみたので、その手順を画像付きで紹介しておきます。同じ「マネーフォワード」なだけあって乗り換えも簡単にできました。
- アプリをインストール
- 新規アカウント作成
- 登録口座をコピーする
今回は「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」を例とする。
個別サービスとして提供されているため、新規アカウントの登録が必要になる。
新アプリのホーム画面よりコピーを行う。新アカウント認証後、「マネーフォワード ME」で登録しているアドレス宛に認証メールが届く。メール内のURLをクリックして認証を完了させる。(完)
・財布、手入力口座、連携に失敗中の口座はコピーできない
・あくまで、実行時点での口座情報をコピーするものであり、サービス間の情報連携は行わない
中には2つのアプリを使い分ける猛者も！
＼「for 住信SBIネット銀行」に関する呟き／
実際に移行してみたユーザーの声
【共通】アプリ課金を安く済ますコツ
実は「Google Play Store」や「App Store」でのアプリ課金を安くする方法があるのはご存知ですか？
キャンペーンなどを駆使してギフトコードを安く手に入れれば、10～20％OFFにすることも可能です。詳しくは下記の記事で紹介しているので確認してみて下さいね。
実質400円/月ぐらいにできる！！
- 前述の「30日間無料クーポン」もしくは、
既存の「初回のみ30日間無料体験」を利用 - 楽天、Amazonなどでギフトコードを購入
- iOSで年払い契約
※ログインすればどの端末でも使える！課金するならiOS経由がお勧め。
この時期であれば「ブラックフライデー」「年末年始セール」などが目白押し！ギフトコードを10%以上お得に仕入れることも可能です♪
WEBからも使える！
まだ有料版を使ったことがない人は「プレミアムサービス・30日間無料体験」を利用してから、有料版の利用を検討すると良いでしょう。
完全無料で使い心地が体験できる！
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