こんにちは、そらえです!
ついに、新NISAが始まった
2024年1月、ついに新NISAが始まりましたね。
去年の秋口ぐらいから様々な所でNISAの話題が聞こえてきます。
最近の残念な政策続きに「どうせ…」と思う人も多いかもしれませんが、これは本当に良い制度。
旧NISAも良かったのですが、新NISAは更に素晴らしい制度へ生まれ変わります。
以前のような期間限定制度ではなく、自分の好きなタイミングで始められます(恒久化)。是非この機会に調べてみて下さいね。
母の人物像は「マネリテ皆無」
そんな母も昨今話題のNISAが気になった一人。
でも投資や仕組みはイマイチ分かっていません。何回か説明したり、分かりやすい動画など紹介するも中々頭に入らない様子。
大事なお金を掛けるのですから、しっかり頭に入れてほしいものです。
さて、まずは母の人物像を簡単に紹介しましょう。
- 50代半ば
- 原則現金派(プリベイト型は使う)
WAON、nanaco、PASMO、PayPayなど - クレカあるも使わず
- 毎月ATMを利用
- 支払い系はコンビニやATM等
- 投資歴ゼロ
- 調べる力が弱い
- 情報はTV経由がほとんど
子の私から見て、お世辞にもマネーリテラシー・ネットリテラシーがあるとは言えません。
最近あったエピソードだと『ドミノピザのメニューが分からない』話
母「ピザ食べたい、出かけるついでに買ってきて」
私「OK、メニュー調べてどれが良いか教えて」
母「いいよ、普通ので」
私「普通が分からん。買ってきてから何か言われるの嫌だから、メニュー見て教えて」
母「メニュー(チラシ)手元に無いから分からん」
私「スマホで調べられるやん」
母「分からん、めんどい、じゃあもういいわ」
私「(そのスマホは何のためにあるの!!!)」
ネットリテラシーなさ過ぎ/(^o^)\
人によっては、自分のスマホでパパっと調べて済ませるんでしょうけど、私はやりません。
実際に自分でやらないと覚えませんし、その度に聞かれるのも困ります。それと、駄々捏ねれば全てやって貰えるなんて思われたくありませんしね。
自分で動いて・覚えてもらいたいので助言はするんですが、ほっっんとに動き出しが遅いんですよね。
分からないことをすぐ調べる人、すぐに行動できる人は成功者が多いように感じます。
母が「投資」に興味を持ったきっかけ
母が投資に興味を持ったのは3年ぐらい前のこと。
きっかけは職場の知人から聞いた話だとか。
年金みたいにお金が貰えるんだよ~
話の内容的に、配当金のことでしょうかね?
母から度々「お金がない」旨の話は聞いていたので、さぞ魅力的な話だったのでしょう。
この時は良いな~と思うだけで動かなかった母でしたが、ついに動きます。
近年TVでも「老後2,000万円問題」を発端にお金の話題が尽きません。様々な物が高騰し続けているのでお金の不安を覚えるのは当然なのかもしれません。
あとは、身近で実際に投資をやっている人(私)がいる影響もあるでしょう。なんせ解説やら設定やら、いざとなれば聞けますからね。
そんなこんなで母は「ゆうちょでNISA口座を開設」したのでした。ズコーーー_(┐「ε:)_
NISA始めるならこういう所がいいよと、具体的な会社名出して説明したんですけどね…
銀行の窓口は品揃え悪いわ、手数料高いわで良い所がありませんから、乗り換えたほうが良いよとアドバイスするのでした。
私のアドバイスが功を奏したのか、乗り換えに納得した様子の母。カレンダーにメモされ、時が流れるのでした。(この話は2023年の3月頃)
母のNISA口座・移管物語
さて、母の「NISA」の状況はこんな感じ。
- 旧つみたてNISAを利用
∟ゆうちょ銀行で口座開設 - 新NISAは楽天証券へ移管したい
∟一応、楽天会員
∟楽天銀行の口座あり
∟私が楽天証券を利用しているから
とある「50台半ば・女性(母)」のNISA移管物語を紹介しましょう。
母のNISA移管物語・概要
本当は2023年中に終わらせたかったんですけどね!!?
2023年3月
乗り換えを決意、来たる日を待つ
私のアドバイスの元、ゆうちょ銀行→楽天証券に乗り換えることに決めた母。
ですが既に2023年分の買い付けを行っていたので、すぐに移管手続きができません。(NISAの仕様上)
「10月から手続きできるようになるからね」と念を押し、その時が来るのを待つのでした。
2023年10月
来たる日がくるも…
移管手続き開始に伴い、各所で新NISAが話題になっているにも関わらず、動かぬ母。
後に「時間がある時にやっておけばよかった」事態になるのですが、そんな事はつゆ知らず先延ばしするのでした。
2023年12月(中旬)
ついに「ゆうちょのNISA廃止手続き」へ
新年度枠で購入してしまうと移管できないので、私からも今月やらないと間に合わないよと釘を刺すも、忙しい・時間が無いが口癖。
母の職業上、12月は繁忙期。とはいえ、毎年の事なのだから何を今更言ってんだか。
流石に年末近くなると「やらなければ」という思考になったのか、やっと動き出す母。
中旬にゆうちょ銀行に赴き、何とか手続きできたのでした。
「ゆうちょのNISA口座廃止」
「投資信託は売却」させました。
ちなみに、年末年始の休業間近・1月から新NISA開始に伴い、窓口はかなり混雑していたとか。
まさかの「予約が必要」とまで言われてしまうも、偶々空きがあったため事なきを得ます。
一応母の名誉のために付け加えますが、事前に電話で解約の流れを確認したところ『予約の必要無し、窓口来てね』と言われたらしいです。
とは言え、年末×NISA駆け込みコンボで混まない訳もなく、できる時に・余裕もって手続きした方が良い、と言うことでしょう。
マイナポイント終了の時も「混雑でサーバーが落ちて手続きできなかった」話がありましたよね。
2024年1月(中旬)
勘定廃止通知書が届くも…
事前に、書類到着は通常時より時間が掛かる旨は聞いていました。年末年始にプラス、多くの人が駆け込み手続きしたのもあるので仕方がありません。
中旬ぐらいのこと、待ちに待った「勘定廃止通知書」が届きます。
しかし、ここで問題が発生。同居の義母が「認知症」疑惑で対応に疲弊してしまいます。
- ボヤ騒ぎ
- 祖夫に対して「家に知らない人がいる」と通報
- 事ある毎に父母を捕まえようとする
∟時間お構いなし
だから、やれる時にやっておけばいいのに(n回目)。
2024年2月頭
ついに「楽天証券の開設申し込み」へ
私からは催促せずはや数週間…
母から声が掛かり、乗り換え先である楽天証券の口座開設申し込みをすることに。
楽天証券開設の流れは以下の通りです。
- スマホから申請 (情報入力、本人確認)
- 書類到着
- 勘定廃止通知書と共に返送
- 開設完了
しかし、ここでもひと悶着。
母は既に「楽天会員」かつ「楽天銀行を所持」していたのですが、IDやパスワード等が分からず。
ぶっちゃけ、一から始める方が楽なんだが?と思いながら作業するのでした。
2024年2月
楽天証券の申込書類が届くが…
申し込みから1週間後ほどで書類が届きました。
届くや否や、書類を丸投げしようとする母でしたがピシャリと断ります。
「まずは中身をしっかり確認しなさい」
「自分のお金の事なんだから自分でやりなさい」と
私でも中身を確認しましたが、何も難しいこと書いてないんですよ。
- 該当の番号に丸つけ
- 本人確認書類のコピーを貼り付け
- 勘定廃止通知書を同封
→上記書類を同封の封筒で郵送
たったこれだけのことを丸投げしようとしたなんて…こうはなりたく無いですね。本当に私の親は反面教師です。
やはり、郵送するまで時間が掛かるのでした。
2024年3月
書類郵送~口座開設!
本人確認書類をコピーするのに1週間…
郵便ポストに投函するまで1週間…
書類が部屋の片隅に投げ出されて数週間、やっと書類郵送したようです。家から徒歩5分くらいにポストあるんですけどね(゜-゜)
楽天証券の場合、「楽天証券のWEBサイト・お知らせ」より審査終了の旨を確認できます。特に書類等は届かないので注意しましょう。
ここまで本当に、長かった…
2024年4月
口座開設して満足してしまった様子
山場である「証券口座開設&NISA口座移行フェーズ」が終了したものの、肝心の「購入フェーズ」は終わらず。
ネットから24時間・簡単に設定できるのにいつになることやら…トホホ
ちなみに、NISAの目的は「子にお金を残したいから」らしい。中々進まないので、母の思いは口先程度なんだなと感じています👋
正直『遺産は要らないから、老後の面倒は自分でみれるようにお金を貯めてくれ』って感じですね。自分の為なら少しは必死になるでしょうから。
最後に「明日やろうはバカやろう」
母のように先延ばしするとトラブルが発生した時、首が回らず手に負えなくなることも。
一見すると「タイミングが悪かった」と感じますが、そもそも先延ばしにしなければトラブルとバッティングすることも無かったのです。
さて、親だから見捨てませんでしたが、これが他人だったら付き合いきれません。
もしあなたの周りで親切に教えてくれる、導いてくれる存在がいたら大事にしましょう。さもなくば、いつか見限られるかもしれませんよ。
お疲れさま自分、きっと良いことあるよね
前後の「呟き」
私のNISA備忘録
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