こんにちは、そらえです!
漫画「ちはやふる」が期間限定・無料で読めるということで夜通し読んでみました。前半は漫画の内容について紹介、後半は読書感想を記載しています。
漫画「ちはやふる」が完結
末次由紀さん原作の漫画「ちはやふる」が、2022年8月1日発売のマンガ雑誌「BE・LOVE」にて完結したとのこと。
2007年に連載がスタート、2011年にアニメ化、2016年に広瀬すずさんを主演に迎え実写映画が公開。連載開始から15年で遂に完結を迎えた物語です。
単行本は「2022年7月13日に49巻」「2022年冬に最終巻の50巻」が販売されます。
あらすじ
まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新。大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!
ちはやふる あらすじ
「ちはやふる」は競技かるたを題材にした漫画。ヒロイン・綾瀬千早がクイーンを目指す物語。
仲間とともに競技かるたにめり込む熱血スポーツ漫画でもあり、友情・恋愛・離別・再会といった胸キュンな青春物語も描かれている。
主要な登場人物
◆綾瀬千早
今まで夢中になるものがなかった千早だったが、新から競技かるたを知り「クイーンになる夢」を抱く。ひたすらに努力するまっすぐな姿勢に感化され、幼馴染・先生・家族など周りを本気にさせた。天性の聴力を武器に全国へ駆け上がる。
◆真島太一
千早の幼馴染。ラクダのように濃いマツゲが特徴で一部からまつげ君と呼ばれることも。母親がかなり厳しいこともあり、学年で1位を取るほど秀才でスポーツ万能。千早を追うようにかるたを始めた。高校では千早と共にかるた部を立ち上げる。
◆綿谷新
永世名人を祖父にもち、幼少時からかるたの強さは全国レベル。小学校卒業後は祖父の介護のため、地元に戻るため離別する。あることがきっかけでかるたの情熱を失うも、千早と太一のおかげで復帰。名人を目指している。
用語の説明・補足
◆競技かるたとは
「小倉百人一首」のかるたを使うゲーム。全日本かるた協会が定めるルールに則って競うスポーツのことを指す。
◆小倉百人一首とは
すぐれた和歌を選出した和歌集。100人の歌人の和歌を一人一首ずつ選んで作られている。かるたと言えば小倉百人一首というほど有名。
◆クイーン・名人とは
競技かるたで日本一になった者に与えられる称号。男女で呼び名が異なり、男性は名人・女性はクイーンと呼ばれる。
◆競技かるたの簡単なルール
1対1の2人で対戦する。読手が読んだ読み札に対応する取り札を、相手より早く取ることを競う。
100枚ある札の中からランダムに25枚ずつ取って並べる。読手は100枚の中から読んでいくため、空札(自陣・敵陣に札がないこと)もある。
先に自陣の札を無くしたほうの勝利。
完結記念キャンペーン
漫画1-48巻が無料で見放題
2022年8月1日~2日の間、1-48巻無料公開キャンペーンが実施されました。
2日間だけだったので、見逃した・読み切れなかったという人もいるかもしれませんね。
「ちはやふる」は以前にも無料公開キャンペーンを実地しているようです。(直近だと48巻が販売された2月10日~11日)
もしかしたら最終巻の50巻が販売される2022年冬にも同じようなキャンペーンが開催されるかもしれません。
会員登録なし!3巻まで無料で読める
アニメが1-3期全て無料で見放題
連載完結を記念してYouTubeでアニメ全話の無料配信が開始。「フル☆アニメTV」チャンネルにて公開されています。
現在「ちはやふる」は3期まで制作されており、1ヶ月毎に順々公開されています。期間は長めなので、漫画を見損ねたという人はアニメを見るのも良いでしょう。
アニメ | 無料公開期間 (2022年) | 備考 |
1期 (全25話) | 8月1日~31日 | 1-8巻相当 |
2期 (全25話) | 9月1日~30日 | 8-17巻相当 |
3期 (全25話) | 10月1日~31日 | 17-27巻相当 |
YouTubeで見てみる!
夜通し一気読み!
いやはや紹介が長くなってしまいましたね。
Twitterで「ちはやふる」が1-48巻全部無料で読めるとの投稿が目に入りました。こういう時(普段はTLを埋めているけど)、おすすめ機能があって良かったなとしみじみ感じます。
おかげで「ちはやふる」を読むことができたのですから。やったね☆
無料期間が48時間で48巻分だったので夜通し読んでしまいました。あんまり先の話はネタバレになるので程ほどに感想を呟いてみます。
夢は自分だけのもの
ヒロイン・千早には1歳年上の姉・千歳がいる。千歳はかなりの美人でメディアにも出演しているほど有名。千早にとって千歳は自慢の姉で「お姉ちゃんが日本一になるのが私の夢」なのだと思ってた。
そんな千早に新から「自分のことでないと夢にしたらあかん、のっかったらダメやお姉ちゃんが可哀そうやが」と言われてしまう。
あくまで夢はその人の夢。他人の期待されるのは嬉しいことであるけど、場合によっては重圧になることも。いざって時に逃げることができないのは息苦しい。
親が子に対して「〇〇になってほしい」と自分に重ねるようなものでしょうか。
自身が成し遂げたい夢があるからこそ大きなパワーが生まれ、そして自分が努力したからこそ大きな達成感が生まれる。千早は夢中になれるものに出会えて本当に良かった。
他人に依存する目標はどこか空しい。夢中になれるものって素晴らしい。
世間は意外と狭かったり
小学校卒業を機に3人の進路はバラバラになってしまう。新は離別する際こう言った「かるたを続けていればきっとまた会える」
小学生に上がる頃の話ですが学区の関係上、私だけ別の小学校に通うことに。幼稚園で一緒だった友達が一人も居なかったことを思い出します。
これからも一緒に居ると当たり前に思っていたのに…千早が衝撃を受けたシーンはあの頃の自分と重なりました。
中学に上がると再開はしましたが、あの時は寂しかったものです。
そして道は繋がる
時は流れ3人は高校生へ。小学校卒業後バラバラになった3人が “かるた” を通じて再び重なり合う。
私の場合かるたではないけどゲームが当てはまるかも。時代とともに遊ぶゲームは移り変わっているけれど、TwitterやDiscordといったSNSで繋がっている。
ゲームをやり続けていれば他のゲームで意気投合してまた遊ぶか!ってなることもあったり。あの人やこの人、今頃なにしてるかな元気かな?
にしても学生の頃は県外の隔ては大きく感じていたけど、今となれば新幹線あるし!飛行機あるし!とフットワークが軽くなったもんだ。
おっと、コロナ禍でかなり腰が重くなってしまったのはここだけの話ですよ(;’∀’)
仲間っていいな、一生懸命っていいな、青春っていいな。まっすぐ何かを目指している人は美しい。
ベタな「熱血青春スポーツ物語」かもしれません。でも鼻の奥がツーンとして目頭が熱くなる…そんな気持ちを味わいたい方はお勧めです。
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▼前回の「呟き」
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