こんにちは、そらえです!
フリマアプリを利用すれば、全国の誰とでも個人で売買が簡単にできる世の中になりました。買取に出すよりも高く売れやすい事からも、フリマアプリで売る人も急増しています。
出品する際には文章や画像を用意しなければいけませんが一苦労しますよね。だからと言って、他人の文章や画像をコピー&ペースト(以下コピペ)するのはNGです。
メルカリの規約違反なのはもちろん、場合によっては法令違反となり訴えられることも。
今回は筆者が文章・画像それぞれコピペされた体験談とその後、対処法などを紹介しています。
- フリマアプリを利用している
- 文章や画像を盗用された
- メルカリで通報の手順を知りたい
- 違反したその後を知りたい
ガイドラインのおさらい
まずメルカリのガイドラインを確認しましょう。
他会員が撮影した画像、文章などを無断で使用すること(禁止されている行為)
概要
メルカリではトラブルの原因となるため他会員の画像、文章などを無断で使用することを禁止としています。事務局が禁止行為に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。
どのようなものが違反になりますか?
・他会員のプロフィール内容・画像を無断で使用すること
引用:メルカリガイド>禁止行為
・他会員が撮影した画像または商品説明を無断で使用すること※権利者以外からの侵害に関する申し立ては受けられません
・その他、事務局が不適切と判断したもの
ガイドラインに示されているように、商品説明欄の文章や画像の無断使用を禁止していること、違反者には措置を取る場合があることが分かります。
禁止されてはいますが、それでもコピーする人が一定数いるのも事実。
下記ではコピペされた場合の対処法を紹介します。
コピペされた時の対応とやり方
対処は大きく2種類
●事務局に報告する【お勧め】
メルカリ事務局に報告する方法です。
対応まで時間は掛かりますが一番効果的な方法です。報告者が誰かまでは分からないので穏便に済ますことができるのもメリット。
運営の調査が終わり次第、該当の商品ページは運営から削除されます。
また、違反内容によってはアカウントに対して「利用措置」が課されることもあり、その旨は違反者の「個別メッセージ」より通知されます。
事務所へ違反報告する手順
報告手順は5ステップ、実際のメルカリアプリの操作画像も合わせて記載しています。
違反報告の手順
- コピペしている商品ぺージを開く
- 『…』をタップ
- 『この商品を事務局に報告』をタップ
- 通報内容を選ぶ(今回は『その他』)
- 詳細を記入して送信
●コメント欄で注意勧告する
コピペした出品者に直接注意し変更を促す方法です。(必ず「①事務局に報告」とセットに行うこと)
該当の商品ページにあるコメント欄からやり取りをします。
コメントが入ると原則出品者に通知が行きます。質問受けにもなるコメント欄を確認しない人は少ないので、出品者に声を届けるという点では即効性が見込めます。
注意勧告のコメント例
こんにちは、同じものを出品している者です。当商品ページの文章(or画像)をそのまま使用するのはお控え下さい。文章(or画像)の無断使用はメルカリの規約違反となります。
残念ながら、声が届いたところで必ずしも対応されるとは限りません。
悪質な出品者の場合、コメント削除・ブロック→何事も無かったかのように再出品する人もいます。
更には『逆恨み→報復される』こともあるため、あまりお勧めな方法ではありません。
- こちらのコメントに文句を言ってくる
- わざと商品を買い不当評価をしてくる
それでもコメント欄に忠告をするのはなぜか。
「いいねしている人を含む、コメントを見た人の購買意欲を下げる効果」が狙えます。
アプリの仕様上、誰かがコメントをするといいねしている人まで通知がいきます。購入者に「この出品者は違反している」と伝えられるのです。
違反者からの買い物は気持ち良いものではありません。いいね数が多く人気な商品ページほど効果が見込めるでしょう。
とはいえ、問題が起きるのは嫌・怖い!という人は「事務局に報告のみ」が無難です。
違反行動する人の商品って信用に欠けませんか?
コピペされた!(2つの体験談)
道徳的にも規約的にもNGのコピペですが、それでも盗用する人が一定数います。実際に筆者も、文章・画像いずれともコピペされたことがありました。
下記では、筆者の「体験談」と「違反報告後どうなったか」を紹介しています。
❶文章がコピーされた話
フリマアプリで出品するには商品説明が必要です。
文章を考えるのは大変で、どんな風に記載すれば購入者の目を引くのか悩みますよね。
そんな時、同じものを出品している人の商品説明をコピーして楽をしようとするわけです。
さて、私の場合は
『主要部分の説明をコピペ』されました。
不要な部分など一部切り取っていましたが、順序や記号・スペースなど全く変えてないため非常に分かりやすい状況でした。
私は出品する際「文章構成は同じにしている」ので、第三者からも私の文章であることは明白です。
今回の対処方法
・事務局に報告
・相手のコメント欄にて注意勧告
(いいね数が多かったため)
▼その後
違反報告後、数時間で商品ページが削除
ちなみに、違反者は暫くすると同じものを再出品。相変わらず私の文章をベースに、文脈を前後に動かしてカモフラージュしていました(苦笑)
このような人は別商品もコピペしている可能性あり。出品ページを見ると書き方がバラバラなことが多いです。
さて正直な話、1度のペナルティでは追い込めないことがほとんど。やったもん勝ち感が否めません。
ですが「塵も積もれば山となる」のように、違反報告が重なればどんどんペナルティが重くなります。被害を増やさないためにも報告しましょう。
商品説明は「myテンプレート」を作っておくと便利!
❷画像がコピーされた話
フリマアプリで出品するには商品画像が必要です。
商品画像を用意するのは大変で、どんな風に撮影すれば購入者の目を引くのか悩みますよね。
そんな時、同じものを出品している人の画像をコピーして楽をしようとするわけです。
さて、私の場合は
『撮影画像がそのまま使用』されました。
コメント欄で実際の写真を見せてくれと言われ、私の画像を盗用したようです。
今回コピーされた画像はトリミング・色味加工しており、更にはショップ名の透かしを入れていたので私の画像であることは明白でした。
今回の対処方法
・事務局に報告
▼その後
違反報告後、かなり早く商品ページが削除
色々と怪しい雰囲気を感じたので「コメント欄での注意勧告」は行いませんでした。
- 評価0の捨てアカウント
- 商品説明のコピペが明らか、文字化けあり
- 透かしアリ画像を使えてしまう常識外れな人
- コメントのやり取りが片言
商品ページ削除後、再出品が見当たらなかったのでアカウント規制も入ったかもしれません。
私は撮影ボックスを利用しているため、手頃な画像だったんでしょう(苦笑)人によっては生活感丸出しの画像もあるので第三者に使われるのは嫌ですよね。
ちなみに、メルカリでは禁止事項のひとつに実際の商品画像がないまま出品は規約違反となりますので注意をしましょう。
\ボックスで撮ると綺麗に魅せれる!/
写真の盗用は著作権的にもアウト!
規約違反した人はどうなる?
ペナルティが課される
規約違反が確認された場合、違反者の『商品・アカウント・コメント機能』に対してペナルティが課されます。
- 商品
-
違反商品と判断された場合は、該当の商品ページが削除。その際に、事務局から何のページを削除したか・削除理由を知らされる。
- アカウント
-
何度も通知しても改善されず違反を繰り返す・ガイドから大きく逸脱している場合、アカウントに対して以下のような対処をされる。
・利用制限
一定時間の利用制限(現在進行中の取引対応は可能)。買う・買われる・コメントする・出品といったようなことが出来なくなる。制限時間は違反内容や回数で変動する(最低24時間~)。 -
・本人確認の要請
身分証の提出やメルpay口座連携を要請される。複数アカウントの特定や、違反行為の未然防止策となる。 -
・無期限の利用制限
出品中の商品は全てタイムラインに表示されず、買う・コメント・出品など利用できなくなる。事務局より違反内容と制限する旨の知らせが通知。新規アカウント作成不可。・強制退会(アカBAN)
ブラックリスト入り。 - コメント機能
-
コメントや取引欄での会話で違反が起きた場合、違反者に対してメッセージ送信の制限や削除を行う(誹謗中傷、個人情報など)。
訴えられることも
著作権の侵害などを理由に、違法と認められれば罰金や懲役に処せられることもあります。
実際問題、「商品説明の文章に著作物性があるか」と言われたら難しいですが、少なくとも自身が撮影した写真には必ず著作権があります。
また何度も繰り返すような悪質な場合、業務妨害罪が成立する可能性もあります。
コピーされたら泣き寝入りせず、毅然とした態度で通報していきましょう。
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メルカリ
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